
2025年10月28日(火)、「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」に今年寄せられた9,459筆分の署名用紙(オンライン140筆含む)を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)宛てに送付しました。
この署名活動は、前身の「ヒバクシャ国際署名」を引き継ぐ形で「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」の取り組みとして2021年10月から行っています。会の参加団体で取り組まれている他、毎月の街頭署名活動も行っています。4年間の累計署名数は85,610筆となりました。(岐阜県原水協分35,023筆と合わせ) 毎年集まった署名用紙は、年次で日本被団協に送っています。
2021年分…7,292筆
2022年分…11,144筆
2023年分…9,860筆
2024年分…11,265筆
今年は、11月21日に日本被団協と日本原水協が、日本政府に「核兵器禁止条約への署名・批准」を求める署名を共同で提出するため、例年より2か月早く送付することにしました。岐阜県から送った署名用紙は、これで累計49,020筆となります。
昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞。そして今年は被爆・戦後80年の節目の年です。「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」では、例年の活動に加えて、今年1月の「祝ノーベル平和賞受賞 平和を考える集い 岐阜」や10月「講演会 核兵器のない世界を築くために」など、戦争や原爆の実相に向き合い、平和について考える取り組みを行ってきました。
また、8月「被爆ピアノコンサート」(全岐阜県生協連主催)では、「被爆者が描いた原爆の絵」パネル展のロビー展示・募金を支援しました。
核兵器廃絶への道のりは長いですが、引き続き、核兵器のない世界を目指し、願いを形として集めていくことが必要です。世界を願う一人ひとりの思いを署名活動を通して発信していくために、これからも取り組みを継続していきます。


