活動の報告

江崎岐阜県知事と懇談しました。【25.11.18】

2025年10月31日(金)、岐阜県庁を訪れ、江崎禎英岐阜県知事と面談しました。この日の面談は、全岐阜県生活協同組合連合会が今年設立50周年を迎えたことから、今年1月に就任された江崎知事に生協の組織や取り組みを知っていただきたいという主旨で申込み実現したものです。

面談では、根崎会長理事から、全岐阜県生協連が県内の7つの生協が加盟する連合会であり、会員生協では宅配や共済、医療・福祉など、組合員の暮らしを支える幅広い事業が展開されていること、そして県連は、会員生協の活動を支援し、情報発信を通じて生協への理解を広げる取り組みを続けていること等を紹介しました。

特徴的な活動として、平和活動(平和行進や核兵器禁止条約の署名活動、「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」への参加など)もお話しし、今年の被爆・戦後80年の節目に、平和の思いを次世代へつなぐ活動を強化していることをお伝えしました。さらには、8月に開催した「被爆ピアノコンサート」や平和学習のための鹿児島県(知覧特攻平和会館)視察など、記念事業についても紹介しました。また、岐阜県ユニセフ協会の活動支援等についても紹介しました。
完成したばかりの設立50周年記念誌をお渡しし、11月14日に開催する設立50周年記念式典にご出席いただくことへのお礼と当日の内容について報告しました。式典では思想家・哲学者の内田樹氏を招き、人口減少社会をテーマに講演を予定しています。江崎知事からもお祝いの言葉をいただきました。

話題は地域課題にも広がり、社会問題として深刻化するクマ被害対策や高齢者支援について意見交換しました。宅配利用が増える中、注文サポートや空き店舗活用など、地域に寄り添う工夫等についても共有することができました。

2005年以来の知事面談でしたが、短時間ながらも全岐阜県生協連の組織のことや特徴的な取り組みについてお話しし、有意義な懇談ができました。県庁内での取り次ぎや事前の調整にご尽力いただいた、岐阜県環境エネルギー生活部県民生活課の皆様に感謝いたします。

❖懇談の記録

日 時 令和7年10月31日(金) 16時00分~16時20分
来訪者 全岐阜県生協連 会長理事  根崎周一
            副会長理事 内藤浩
            専務理事  佐藤圭三
対応者 岐阜県     江崎禎英知事  
            環境エネルギー生活部 平野昌彦部長
            環境エネルギー生活部県民生活課 佐藤優子課長

同席          環境エネルギー生活部県民生活課事業者指導係
                     広瀬久也係長、伊藤大貴主事