活動の報告

第33回「岐阜県原爆死没者慰霊祭」にメッセージをお届けしました【25.10.23】

2025年9月20日(土)、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)主催の第33回岐阜県原爆死没者慰霊祭が岐阜市の円徳寺会館で執り行われました。この慰霊祭は、岐阜県原爆被害者の会(岐朋会)が主催し、1993年から毎年開かれています。今年は遺族や関係者ら約50人が参列しました。

岐朋会事務局長の福田義男さんの司会で始まり、同会副会長の宇田茂樹さんの開会挨拶に続き、全員で黙とうを行い、亡くなられた方々の御霊に深い哀悼の意を捧げました。
その後、岐朋会の西田詩津子会長、岐阜県の江崎禎英知事(代読)、岐阜市の柴橋市長(代読)、被爆者の願いを継承する岐阜県民の会の安藤征治代表世話人から、慰霊の言葉がおくられました。また、岐阜県議会の中川裕子議員、水野吉近議員からも来賓として慰霊の挨拶が述べられました。

最後に、遺族を代表して岐朋会2代目会長、加藤昇さんの孫の加藤智さんから「亡くなった方々の思いを風化させることなく未来に伝えていきたい」との決意が述べられ、全員で献花を行い犠牲者の冥福を祈りました。

広島と長崎への原爆投下から80年が経ち、被爆者の平均年齢も86歳を超えました。被爆者の方と共に過ごせる時間は着実に短くなっています。平和をめぐって世界中で深刻な状況が続いています。今こそ一人ひとりの平和を願う声や力を集めることが必要です。私たち生協は、創立期から進めてきた「台所から平和」の理念に沿い、これからも被爆者の皆さんと連携して平和活動に取り組んでいきます。

今年も全岐阜県生協連から会長理事のメッセージをお送りしました。(クリックしてください)