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昨年10月に世界の50ヶ国が批准した核兵器禁止条約が1月22日(金)に発効し、原爆投下から75年を経て、ついに核兵器が違法化されました。
それを記念して全国各地で記念の集会が開かれました。岐阜県においては、2021年1月23日(土)、岐阜市の日光コミュニティセンターにおいて、「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」が主催する「核兵器禁止条約」学習会が開催され27名が参加しました。
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この日は、代表世話人の開会挨拶(安藤征治さん、加田弘子さん)に続き、岐阜県保険医協会の竹田智雄会長から同協会理事会声明の読み上げ、そして事務局の河原洋之さんより、ヒバクシャ国際署名から今日までの活動の経過報告がありました。
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そして学習会として、日本被爆者団体協議会事務局長の木戸季市さんから、以下の主旨で核兵器禁止条約についてお話しいただきました。
・核兵器禁止条約とはどんな条約か
・核兵器禁止条約はどうやって成立したか
・人道的アプローチっと何?
・核兵器禁止条約はどんな影響をもたたらすか
・核兵器に関する常識の転換
・核兵器の廃絶を求める被爆者・日本被団協の運動 など
お話を聴き、核兵器禁止条約は発効したものの核保有国を始めとして核の傘の下にある国々は反対し続けています。核兵器廃絶への道筋はまだ見通せない状況ではありますが、これまでの歴史の中で、その時は絶対に不可能だと考えられていたものでも僅か数十年の間に次々に変わってきていること、そして、核兵器廃絶についても、変えていく道筋をこの核兵器禁止条約が示しており、その意味で将来は明るい、が、黙っていてはダメで、一人一人が行動することが大事だと話されたのが印象に残りました。
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その後参加者との質疑応答があり、最後は、代表世話人から閉会挨拶(古川秀昭さん、大坪光樹さん)があり、この日の学習会を終了しました。
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岐阜県生協連は、核兵器の廃絶を目指し、様々な組織や団体と連携してピースアクションの取り組みを進めています。これからも、会員生協で力を合わせ、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)の皆さんの活動をサポートしていきます。