
2026年6月20日(土)、岐阜市のコープぎふ本部会議室において、第51回通常総会を開催しました。代議員総数28名のうち、本人出席26名、書面議決2名の参加で、2025年度活動のまとめや2026年度活動計画等、7つの議案を決定しました。参加者総数は54名でした。

開会にあたり、議長には岐阜県労働者共済生協代議員の飯沼和代さん、書記にコープぎふ職員の市川盛嗣さんが選出されました。

最初に根崎会長理事より開会のあいさつがあり、昨年の50周年を契機に活動の広がりとつながりの強化が図られたこと、また混沌とする世界情勢の中で対話と協調の重要性、平和への願いを広げていく決意が述べられました。加えて、地域に根ざした協同組合の役割を発揮し、組合員が安心して暮らせる社会づくりを進めていく必要性が強調されました。
今回の総会にはご来賓として、岐阜県環境エネルギー生活部県民生活課の桂川義彦課長、日本生協連関西地連の村上毅事務局長にご出席と祝辞をいただきました。桂川課長からは、県内における消費生活相談の増加や特殊詐欺被害の深刻化について報告があり、地域全体での見守りや県民総ぐるみの対策の必要性が呼びかけられました。村上事務局長からは、国際情勢や国内課題が複雑化する中で、生協の果たす役割が一層重要になっていること、全岐阜県生協連の防災・平和活動や50周年の取り組みが地域における存在価値を高めているとの評価と期待が寄せられました。

続く議案提案では、佐藤専務理事より7つの議案が提案され、続いて小野監事から監査報告がありました。続いて、議案審議として各会員生協より活動報告が行われ議案の内容を深めました。


中断左から岐阜労済生協 角野さん、コープぎふ 今川さん、
下段左から岐女短生協 大澤さん、西濃医療生協 水野さん

第1号議案 2025年度事業報告ならびに決算関係書類承認の件
第2号議案 会員ならびに会費規約改訂の件
第3号議案 2026年度活動方針および予算決定の件
第4号議案 定款の一部改訂の件
第5号議案 全岐阜県生活協同組合連合会総会運営規約改訂の件
第6号議案 県連監事監査規則改訂の件
第7号議案 県連役員選任の件
理事会の受け止めとして、佐藤専務理事から、各生協の取り組みに対する感謝とともに、県連としての役割である会員支援や連帯強化の重要性が述べられました。あわせて、コロナ以降の厳しい経営環境の中でも、交流の場づくりや情報発信の強化に取り組んでいきたいと感想が述べられました。
その後採決を行い全議案とも満場一致で可決されました。
◆2026年度方針・計画の重点
⑴自然災害に備え、職員と組合員の命を守る取り組みを進めます。
⑵身近な地域の活動に、行政や諸団体、協同組合と連携して取り組みます。
⑶行政や議会との関係づくりを進め、生協への理解と支持をひろげます。
⑷渉外・広報活動を強め、生協の社会的認知度の向上をめざします。
⑸会員生協の経営相談や支援を進めます。
その後、第1回理事会が開催され、新会長理事に根崎周一さん、副会長理事に内藤浩さん、専務理事に多村幸司さん(新任)が互選され、代表理事には根崎会長理事と多村専務理事が選定されました。

そして、本総会をもって退任される、子安貞継さん、村上達也さん、佐藤圭三さん、また顧問を退任される川崎直巳さんに記念の花束が贈られ、皆さまから退任の挨拶がありました。子安さんからは、これまでの支援への感謝とともに、後任の浅野さんが新理事に承認されたことの報告と引き続きの支援のお願いがありました。村上さんは、岐阜県学校生協理事長としての9年間を振り返り、生協活動を通じて多様な人々と出会い視野が広がったこと、さらに震災後の被災地で「共助」の力が発揮された現場を学んだ経験等が述べられました。佐藤さんからは、専務理事として重責を担った8年間を振り返り、50周年記念事業を通じて歴史と基盤の重み、先人の努力の積み重ねを実感したと述べるとともに、新体制への期待が述べられました。川崎さんからは、生協に54年間関わった経験を「人生最大の財産」と振り返り、仲間とのつながりへの感謝とともに、今後はAI時代への対応が不可欠であり、生協が新たな社会課題に積極的に挑戦し役割を発揮することへの期待が示されました。

下段左から佐藤さん、川崎さん
続いて、新たに役員に就任された、浅野正嗣さん、鎌田尊義さん、多村幸司さんから新任の挨拶がありました。
浅野理事からは、近年の県連研修で学んだ防災・平和活動の経験を生かし理事として責任を果たしていく決意が述べられました。鎌田監事からは、東海労働金庫からの就任にあたり、生協と理念を共有する組織としての学びに触れ、重責を受け止めつつ取り組む姿勢が示されました。多村専務理事からは、前任者からの引き継ぎとして職責の重さを認識し、関係者と連携しながら県連の役割強化に努めたいとの決意が述べられました。


最後に、内藤副会長理事より閉会のあいさつがあり、すべての議案が承認されたことへの謝意とともに、新体制のもとで持続可能な社会づくりに取り組む決意が示されました。今後も行政や関係団体との連携を強めながら、地域課題への対応と県連の認知向上を図っていくことが確認されました。
★岐阜県ユニセフ協会設立15周年を応援します。

休憩時間を利用して、設立15周年を迎えたユニセフ協会から村山事務局長より世界の子どもたちを取り巻く現状について報告があり、協同と支援の必要性が共有されました。クイズ形式のお話で楽しく学習できました。
★今年の総会記念品
「非核三原則 ~いま何か問われているのか~」

今年は昨年の「被爆・戦後80年」に続く大事な年でありながらも、世界各地では戦争・戦闘は続いています。日生協国内でも国会で憲法改正の論議が始まるなど、誰もが正しい知識を身につけ判断する力を養うことが大事になっています。今年の総会記念品は、今話題の非核三原則について分かりやすく解説されている本書を配布しました。会員生協での学習に活用いただければと思います。
開会前には、昨年8月22日に開催した「被爆ピアノコンサート ~調べとともにひろがれ 平和の願い~」の動画を会場上映しました。


