
2025年6月21日(土)、岐阜市のワークプラザ岐阜大会議室において、全岐阜県生協連第50回通常総会を開催しました。代議員総数28名のうち、本人出席25名、書面議決3名の参加で、2024年度活動のまとめや2025年度活動計画等を確認しました。

根崎会長理事の開会挨拶に続き、来賓よりご挨拶をいただきました。岐阜県環境エネルギー生活部県民生活課の佐藤課長からは、生協が日常的に県民生活の幅広い分野に渡り貴重な役割を果たしていることへのお礼とあわせ、引き続きの期待の言葉をいただきました。また、県の重要施策の中から食品ロス削減や金融経済教育推進の啓発資材等の紹介もありました。

続いて、日本生協連関西地連の村上事務局長からは、被爆・戦後80年の今年、先日の日本生協連総会における特別アピール「2025年 わたしたちの平和宣言」が紹介され、全国生協による連帯活動への参加のお礼とあわせ、「国際協同組合年」の取り組みなど、引き続き積極的な関りを期待するとの言葉をいただきました。
❖根崎会長理事 挨拶より

全岐阜県生協連は今年で発足50年を迎えます。これまで、岐阜県に生協が誕生して以来、行政や地域の皆さんと協力し、様々な生協が、医療、教育、保障、地域活動など様々な分野で事業や社会活動を進めてきました。また、協同の力を大切に、消費者ネットワークづくり、防災・減災、平和活動に取り組んできました。
今、社会情勢の混沌や自然環境の変化により、生活環境は厳しさを増しています。ロシア・ウクライナ紛争やガザでの紛争など、世界各地で戦火が続き、環境破壊や貧困も深刻化しています。今年は国際協同組合年であり、協同組合の振興を図る決議が採択されました。協同組合が地域社会の持続可能な発展に重要な役割を果たすことが期待されています。また、今年8月には被爆・戦後80年を迎えます。戦争や核兵器のない世界を目指す活動が重要です。岐阜県連は、これまでの50年間の歩みを大切にしながら、地域の皆さんと共に課題に向き合い、幸せな地域社会づくりを目指して活動を続けていきます。50周年事業を含め、今後も力を合わせて取り組んでいく所存です。これからもご一緒にお願いいたします。

議長にはコープぎふ代議員の藤田朋子さんが選出され議事に入り、佐藤専務理事が全ての議案を一括して提案し、小野監事より第1号議案に関わり監査報告がありました。
続いて各会員生協からの活動報告で議案を深めました。総会では、毎年、会員生協から活動報告していただき議案を深めています。今年も各生協の代表の方から2024年度活動の報告や2025年度計画等が紹介されました。



その後採決を行い全議案とも満場一致で可決されました。2025年度の活動方針と、それに基づく各活動計画、設立50周年記念事業の計画などが承認され、内藤副会長理事の閉会挨拶で今年の総会を終了しました。
<2025年度役員体制>
会長理事 根崎 周一 (生活協同組合コープぎふ/理事長)
副会長理事 内藤 浩 (岐阜県労働者共済生活協同組合/理事長)
専務理事 佐藤 圭三 (生活協同組合コープぎふ/渉外)
理 事 片桐 学 (岐阜県学校生活協同組合/専務理事)
理 事 平井 恵子 (岐阜県労働者共済生活協同組合/専務理事)
理 事 前口 直樹 (岐阜大学消費生活協同組合/専務理事)
理 事 児玉 幸夫 (生活協同組合コープぎふ/専務理事)
理 事 中村 英洋 (西濃医療生活協同組合/専務理事)
理 事 子安 貞継 (生活協同組合アイチョイス岐阜/理事長)
監 事 小野 廣紀 (岐阜市立女子短期大学生活協同組合/理事長)
監 事 村上 達也 (岐阜県学校生活協同組合/理事長)

今回の記念品として、「2025年版くらしの豆知識」と「ぎふ防災ハンドブック2025」を参加者に配布しました。ぎふ防災ハンドブックは岐阜県防災課よりご提供いただきました。
