活動の報告

今井雅巳さん「被爆2世のつぶやき」講演会が開催されました。【22.6.7】

2022年5月12日(木)、日光コミュニティセンター(岐阜市)で開催された、被爆者の願いを継承する岐阜県民の会第4回運営会議で、「岐阜被爆2世の会」の今井雅巳さんが、「被爆2世のつぶやき」と題して講演をされました。

この「被爆2世のつぶやき」は、4月3日(日)「核兵器禁止条約発効1周年記念学習会」(中山道加納宿まちづくり交流会センター)でお話しいただいたのですが、当日のスケジュールが押してしまい非常に短時間での講演になってしまいました。参加アンケートの中でも「もっとしっかり聞きたかった」「また開催してほしい」との声を多数いだたことから、今回の運営会議で再企画が実現したものです。

この日は、今起きているウクライナ侵攻と日中15年戦争との類似点、当時の日本の加害行為について、今井さんのお父さんの被爆体験と今井さんご自身が被爆2世として差別や健康不安等を体験したこと、等について約37分間お話しいただきました。

被爆2世として生きてきて、核廃絶への願いとして、「戦争は被害だけでなく加害も生む。『戦争をしない』から『全ての武器を持たないこと』に世界が動いていくべきではないか、と訴えられたのが印象的でした。

最後に、今井さんの知人の方から「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」に寄付のお申し出があり、岐阜市内の全ての中学校に「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間展パネル」を寄贈してほしいと提案をいただいていることが報告されました。この夏の会の活動として具体化していくことになりました。

画像をクリックすると「被爆2世のつぶやき」動画が視聴できます。(約35分)