活動の報告

オンライン ハチドリCafe 第3回が開催されました【21.4.14】

2021年4月4日(日)、認定特定非営利活動法人 ぎふハチドリ基金が主催する、オンライン ハチドリCafeが開催されました。

ハチドリCafeは、ぎふハチドリ基金の助成を受けた団体の活動報告を聞き交流する場として、2016年春から毎年、県内各地で開催されています。昨年の春は、新型コロナ緊急事態宣言により1回しか開催できませんでしたが、今年はオンライン化することとし、第1回(2/14)、第2回(3/14)、そしてこの日(4/4)が第3回となりました。

第3回は、「コロナ禍での挑戦」食事・食料支援かの現場から ~私たちにできること~ のテーマで開催されました。

ぎふハチドリ基金からの開催趣旨の説明に続き、新たに誕生した助成メニューである『たんぽぽ薬局「キッズまんぷく」基金』への寄付者である、岐阜市のたんぽぽ薬局株式会社の松野英子さんから挨拶がありました。

その後は、2つの助成団体からの活動報告がありました。

まず、地域たすけあいの会(美濃加茂市)の木村さん、飯田さんからは、こども食堂や料理教室、物々交換会、野菜収穫などの活動について紹介されました。「子供たちが自立できるように、自立できるまでやれるようにしている」と話されたのが印象に残りました。

続いて、フードバンクぎふ(大垣市)の赤星さん、椙浦さんからは、2012年の立ち上げ以降、現在は年間30トンを超えるまで食品提供元が拡大してきた経過などが報告されました。食材が集まるのは嬉しいけれど、保管場所が不足しているのが悩みだそうです。私たち生協の関係も、2017年にコープぎふと、2019年に東海コープとつながりができた様子も詳しく説明していただきました。冷蔵品が届くことをご利用者はとても喜んでいただけるそうです。生協が地域の課題解決に参加していることを実感でき嬉しくなりました。

初めてのオンライン ハチドリCafe参加でしたが、コロナ禍が続く中で、さまざまな困難を抱えた子ども、若者、子育て家庭は、さらに苦しい状況に置かれていること、そして、地域のNPO等の支援団体は活動が制限される中でも、工夫を凝らして頑張っていることがわかりました。こんなときだからこそ、さまざまな人や団体が情報交換や交流をして、支援し合うつながりが大切だと感じました。
岐阜県生協連は、ぎふハチドリ基金の「ハチドリ応援団」に登録しており、岐阜県内の生協でハチドリ募金箱を設置したり同基金への寄付などの応援も進んでいます。これからもぎふハチドリ基金の応援を通して地域への貢献を進めていきます。

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