活動の報告

岐朋会「原爆と人間展」マーサ21で開催中です【23.8.30】

今年もマーサ21北館2階「マーニャンのみんなの作品展」コーナーで開催中です。(9/3(日)まで)

岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)が主催し岐阜県内の生協や団体が連携して応援する「原爆と人間展」が、今年も7月から岐阜県の各地域で開催されています。現在は、8月28日(月)からは岐阜市のマーサ21の「マーニャンのみんなの作品展」コーナーで開催中です。

●被爆の実相を継承していくために、毎年開催しています。

この「原爆と人間展」は、幅広い世代の方に被爆の実相を伝え、核兵器廃絶、被爆者援護の輪を広げていくことを目指し毎年開催されてきました。岐阜県ピースアクション連絡会(※)で、事前の準備や当日の会場運営をサポートしています。この3年間は新型コロナウイルス感染の影響で開催数や規模を縮小してきましたが、今年は従来の開催方法に戻しています。

●被爆の実態を伝え、核兵器のない世界をつくりたい。

核兵器禁止条約の資料も展示中

展示コーナーには、広島と長崎の被爆の様子を表わす写真・絵のパネルと核兵器禁止条約関連の資料15点が掲示されています。原爆で焦土となった広島と長崎の街の風景や、原爆投下後にも多くの人に原爆症の被害をもたらした「黒い雨」、幼い弟の亡骸を背負って火葬場に立つ「焼き場の少年」など、パネルを見ると戦争の悲惨さに胸が絞めつけられます。

設置されたアンケートにも、平和を願う強いメッセージが寄せられています。

●核兵器禁止条約のことを多くの人に知ってほしい。

被爆者の長年の願いであった核兵器禁止条約が2021年1月22日に発効しました。そして、日本国民の7割以上が、日本も核兵器禁止条約に参加すべきと考えています。被爆から78年が経ちました。原爆被爆者も高齢化し活動できる範囲も徐々に限られてきました。しかしながら、被爆や戦争の体験を若い世代の人々に継承していくことはいつまでも変わらない課題です。岐阜県生協連は、これからもピースアクションを呼びかけ、岐阜県内で平和の取り組みが進むよう岐朋会の活動を積極的に支援していきます。

※岐阜県ピースアクション連絡会の参加団体

岐阜県学校生協
西濃医療生協
被爆者の願いを継承する岐阜県民の会
岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)
きょうされん岐阜支部
国民平和大行進実行委員会
コープぎふ
コープぎふ労働組合 
全岐阜県生協連