活動の報告

岐朋会「原爆と人間展」が各務原市で開催されました【22.6.19】

会場の様子。親子での来場も多くあり熱心に展示物を見られていました。

2022年6月17日(金)~19日(日)、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)が主催する「原爆と人間展」が、各務原市立中央図書館3階展示室で開催され、3日間で240人の来場がありました。

各務原市の「原爆と人間」展はもう10数年にわたり開催されています。各務原市は各務原空襲のあった6月22日を「平和の日」と条例で定め、平和の催しの開催や、小中学校で折り鶴を折るなど、戦争を繰り返すことがないよう様々な取り組みを進められており、この「原爆と人間」展も毎年積極的に支援していただいています。新型コロナのため一昨年・昨年は休止しましたが、「3年も続けて休むと市民から忘れられてしまうのではないか」と各務原市企画総務部から相談をいただき、従来の各務原市産業文化センターから会場をかえ、「各務原市 平和の日パネル展」として3年ぶりの開催が実現しました。

会場には原爆の模型や被曝時の写真や絵画、新聞記事や原爆の資料のほか、市内の小学校の児童が書いた平和メッセージ、学校や企業・クループからの千羽鶴など約150点が展示されました。



(左)来場者とお話しされる久代さん。

自治会の広報などでも市民にお知らせされており、家族連れや高齢の方などが立ち寄られて、熱心に展示物に見入ったり、岐朋会の方からお話を聞かれていました。岐朋会副代表で各務原市在住の久代譲さん(92歳)は少年兵だった16歳の時に広島で入市被爆されました。今もお元気に戦争の実相を伝え核兵器廃絶の活動を進めてみえます。今回の「原爆と人間展」に親子での来場者が多いことについて、「ロシアによるウクライナ侵攻の報道で戦争や平和についての関心の高まりを感じる」とおっしゃっていました。

展示物は、当初からある被爆当時の生々しい写真パネルに加え、久代さんのお子さんが久代さんから聞き画きされた絵も掲示するよう変わってきました。従来のリアルなものと比べて柔らかな印象で、子どもさんたちはこちらの方からよく見られていました。

参加アンケートでは、
「みんながこんな風景を忘れてはならない。本当の思いやりの心を忘れないで」
「小さな子どももわかりやすい展示があったらいいと思った」
「親から聞き、広島の展示も見て、今のロシアのことは本当に残念に思います」
などの声が寄せられていました。

岐阜県生協連は今年も「岐阜県ピースアクション連絡会」を結成して、さまざまな団体の皆さんと一緒に岐朋会の活動をサポートしています。今回の「原爆と人間展」の運営体制も、きょうされん岐阜支部やコープぎふなど連絡会の参加団体から応援に来ていただき、岐朋会のお役に立つことができました。今年の「原爆と人間展」はこれから県内各地域で開催していきますので、これからもみんなでサポートしていきたいと思います。