活動の報告

継承する岐阜県民の会「すべての国に核兵器禁止の批准を求める署名運動」を決定しました。【21.8.23】

slhnjr

「原爆の日」を前に臨時で集まり署名運動について検討しました。

2021年8月5日(木)、岐阜市のハートフルスクエア―Gで、「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」臨時運営会議が開催され、昨年までのヒバクシャ国際署名に続く取り組みとして、「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」を進めていくことが決定されました。

今回の臨時運営会議は、第2回運営会議(4/21)の確認事項に基づき、継承する岐阜県民の会の参加組織で先行して進められている署名活動と合わせ、会としても一緒に取り組める署名活動を新たにスタートさせるために、この活動の位置づけや実施内容、署名用紙の文面等を検討・確認することを目的に開催されました。

76回目の「原爆の日」広島平和記念式典を翌日に控え、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)の方々を始めとして非常に多忙な中でしたが、代表世話人3名を始め14名が出席して熱心な協議を行いました。

木戸さんから情勢報告。日本被団協や岐朋会の活動予定、黒い雨訴訟、国会議員への核禁条約アンケートなどお話しいただきました。

木戸季市さん(日本被団協事務局長)からの情勢報告に続き、署名活動について協議した結果、活動の名称は「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」とし、より多くの人が参加できる位置づけにして、集まった署名用紙は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)を通して国会に提出していくこととしました。



代表世話人からは、「県内の市町村議会でも核禁条約批准の動きが高まってきたことを感じている」「核兵器廃絶運動も生協のように生活感覚を通してできるとよいと思う」「歴史に学び、若い人たちに伝えていく意味で私たち大人の役割は大きい」など感想が述べられました。
最後に、秋からこの署名運動を始めることを確認して、この日の臨時運営会議を終えました。

この日出席された代表世話人の皆さま。(左)安藤征治さん (中)古川秀昭さん (右)大坪光樹さん

■この日の出席者 ※敬称略

安藤征治(代表世話人、元岐阜市教育長)
古川秀昭(代表世話人、元岐阜県美術館館長)
大坪光樹(代表世話人、全岐阜県生協連会長理事)
木戸季市(岐朋会、日本被団協事務局長)
今井雅巳(岐朋会、岐阜原爆2世の会代表)
堀部智子(コープぎふ理事)
馬場里江子(コープぎふ労働組合)
村上達也(岐阜県学校生協理事長)
河原洋之(事務局・原水協)
井平美恵子(事務局)
赤塚さとみ(事務局)
福永博隆(事務局・コープぎふ)
中野拓二(事務局・コープぎふ)
佐藤圭三(事務局・全岐阜県生協連)