活動の報告

生協と東海農政局との意見交換会に出席しました【19.9.10】

東海農政局と東海3県の生協から28名が参加して意見交換を行いました。

生協と国が農林水産分野のテーマで意見交換する場を毎年持っています。

2019年9月6日(金)、名古屋市中区の桜華会館で、生協と東海農政局との意見交換会が開催されました。この意見交換会は、愛知・岐阜・三重県の農林水産分野を管轄する東海農政局と3県の生協関係者が集まり、双方からの情報提供や生協から行政への意見要望を交流するもので毎年開催されています。

今回は、東海農政局から消費・安全部、経営・事業支援部、農村振興部、企画調整室から12名、生協からは15生協(事業連合・県連)が参加。岐阜県生協連からはも3名が参加しました。(生協ぷちとまとの子安専務理事、コープぎふの錦見部長、岐阜県生協連の佐藤専務理事)

この日の意見交換会は、東海農政局消費・安全部の八百屋部長の開会挨拶で始まり、まず生協からの情報提供として、あいち生協(田植え交流会)、かりや愛知中央生協(親子の食育体験イベント)、コープあいち(SDGsの取り組み)、生活クラブ生協愛知(フードバンクの取り組み)、大学生協事業連合(食堂パスの取り組み)、東海コープ(栽培自慢の見直し)の報告がありました。

続いて、東海農政局の各担当から事前アンケートに基づき、「食料自給率」「地産地消」「食品ロスの削減」「ゲノム編集食品」「食品の表示」「豚コレラの対応概要」など18項目の情報提供を資料を使って説明いただきました。

ゲノム編集食品や豚コレラの話題で活発に意見交換が行われました。

休憩後の意見交換では、ゲノム編集食品や豚コレラの対応について生協の出席者から質問や意見が出され、農政局の担当出席者から回答していただきました。ゲノム編集食品はこれから消費者の関心が高まるものですので、情報開示とコミュニケーションを丁寧に行うことをあらためて要望しましたし、豚コレラについては発生から一年が経過しましたが、まだ収束の目処がたっていない状況で生産者からの要望も高まっています。消費者の不安解消や生産者を守る視点で引き続き国の対応を進めてほしい旨を要望発言しました。

短時間でしたが集中して意見交換することができたと思います。食の安全や地産地消は生協の組合員さんの関心高いテーマですので、このようにリスクコミュニケーションの機会を大事にしていきたいと思います。

■おまけ

終了後、東海農政局からの情報提供の中で紹介された「消費者の部屋」を見学しました。

中区三の丸一丁目の東海農政局の入口すぐのところに設けられている「消費者の部屋」です。詳しくは画像をクリックして東海農政局のホームページでご覧いただけます。