2019年6月8日(土)、岐阜市文化センターにおいて、ピースウェーブ2019inぎふ「核兵器禁止条約採択2周年記念講演会」が開催され 、130名以上の方が参加しました。
この講演会は「ヒバクシャ国際署名」をすすめる岐阜県民の会が主催して昨年に続き開催されたものです。
安藤代表世話人の開会挨拶で始まり、日本原水爆被害者団体協議会の木戸事務局長のニューヨーク活動報告に続いて、長崎大学核兵器廃絶研究センターの中村桂子准教授の講演「核兵器禁止条約の採択から2年 ~新しい未来を見つける~」を聴いて学びました。
2017年7月7日、核兵器を全面的に違法とする核兵器禁止条約が122か国の賛成で採択されました。それから2年が経過した今、
・核兵器をめぐる世界の状況はどうなっているの?
・核兵器禁止条約はどのような条約?
・私たちの課題は何だろう?
の流れで、わかりやすく講演していただきました。
核兵器では人びとの安全は守れない!
およそ、70分の講演時間でしたが、お話を聴いて、
・核兵器の安全神話や核抑止論は全くの間違いであること
・核兵器では人びとの安全は決して守れないということ
・核兵器は絶対悪であるという認識を世界中に広げることが大事だということ
・世界は今、核兵器廃絶に向けて大きく動いており、唯一の被爆国である日本の、私たち一人ひとりの行動が非常に重要であること
などを学ぶことができました。
講演を受け、岐阜県保険医協会浅井会長から決意表明があり、古川代表世話人の閉会挨拶でこの日の講演会が終了しました。
全岐阜県生協連は、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)の活動を支援して平和の活動を進めています。これからも岐朋会の皆さんをサポートして、平和なくらしの実現を目指していきます。
2020年「NPT再検討会議」に向け、ヒバクシャ国際署名の活動は正念場です。県連の会員生協の皆さんとともに頑張って活動していきます。