活動の報告

「岐阜県ボランティア・市民活動フェスティバル2019」が開催されました【19.12.9】

講演の様子。この日は、ボランティア・市民活動者、社協職員、市町村のNPO住民活動担当職員、活動に関心のある方など、520人の参加がありました。

2019年12月6日(金)、羽島市の不二羽島文化センターで、岐阜県社会福祉協議会主催の「岐阜県ボランティア・市民活動フェスティバル2019」が開催されました。岐阜県生協連にも情報をいただき2名で参加しました。

このフェスティバルは、少子高齢化、子どもの貧困、頻発する自然災害など、さまざまな分野でボランティアや市民活動への期待が高まっていることを背景として、これまでのボランティア活動を振り返り、これからのボランティア活動の意味や価値を考えていくことを目的に毎年開催されています。

主催者と来賓挨拶に続き、九州大学大学院の加留部貴行准教授の講演「いっしょにやる、ということ」。
ボランティアの語源はラテン語の「volo(ウォロ)」→「喜んで~する」という意味であり、人から人への声かけと納得・共感が大事な要素であること。また未来を拓く新たな地域の「つながり」においては、社会関係資本(人と人とのつながり)が重要であること。そのために、「対話の場づくり」を通じた「関係づくり」をいっしょにやっていくことがますますの課題であることを教えていただきました。

その後は、4つの分科会に分かれて地域の問題や課題について考え深めました。

第3分科会の様子。清流の国ぎふ防災・減災センターの岩井慶次さんのコーディネートで、羽島市防災研究会理事長の林和子さん、下呂市金山地域区長の山口隆士さん、下呂市防災士会長の河尻正敏さんの実践報告を報告していただきました。
  • 〇第1分科会…誰もが住みやすい地域を目指して ~支援の輪を広げよう~
  • 〇第2分科会…居場所を失くした子どもたち ~子ども支援の現場~
  • 〇第3分科会…いま 私たちにできること ~災害時の助け合いから普段の福祉活動~
  • 〇第4分科会…より良いボランティア活動を目指して ~アサーティブコミュニケーションを学ぶ~

今回は2名でしたので、第1分科会と第3分科会に分かれて参加しました。身近なところで多くの方がさまざまな活動に尽力されていることに触れる貴重な場となりました。
毎年この催しを企画し運営されている社会福祉協議会も皆さんの努力に感謝いたします。また来年も参加したいと思います。