活動の報告

【18.11.05】無くそう核兵器!! 「ヒバクシャ国際署名に取り組んでいます」

 
日本生協連が全国の生協に呼びかけ、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)の取り組みを進めています。

ヒバクシャ国際署名は、被爆者からの呼びかけを受け、計40の市民団体が参加する「ヒバクシャ国際署名推進連絡会」が主体となって2016年4月から取り組まれています。核兵器廃絶への想いを伝えるため、2020年秋の国連総会まで毎年提出していきます。

 
都道府県ごとに活動組織が立ち上がっています。岐阜県では2017年3月「ヒバクシャ国際署名を進める岐阜県民の会※」(岐阜県民の会)が立ち上がりました。(現在21団体が加入)

岐阜県生協連もこの趣旨に賛同し、設立時から参加し事務局を担い、運動推進をサポートしながら一緒に活動しています。

毎月の街頭署名が活動の中心。粘り強く継続しています。

 
毎月の署名活動は地味ですが、毎回70~100筆くらいずつコツコツと署名数を増やしています。

10月25日は第11回の街頭署名活動を岐阜高島屋前で行いました。柳ケ瀬商店街を通る方に、被爆者の核兵器廃絶への願いを伝え、日本はもちろん、世界中のすべての国で「核兵器禁止条約」が批准されることを求めて署名を呼びかけました。

そうはいっても署名していただくのはやはり簡単ではありません。

メゲたり疲れたりもしますが、ご協力いただいた方から、

「いつもおつかれさまです。大変だけど頑張ってくださいね」
「核兵器が無い世の中を早くつくらないとね!」
「この署名、しっかり届けくださいね」

など、温かい励ましの声をいただくとまた元気が甦ります。

また、生協の名札を見ていだくと「あら、生協さんなのね」と心よく話を聞いていただける方もみえます。この日の署名活動には13人が参加して、最終的に115筆の署名をいただきました。(過去最高となりました!!)
 

ヒバクシャ国際署名は、今年の9月までに、全国でおよそ830万筆、生協関係では223生協・連合会から205万筆、岐阜県では9万6,000筆の署名が集まりました。

「日本原水爆被害者団体協議会」事務局長の木戸季市さんが、10月8日~13日に開催(ニューヨーク)された第73回国連総会の軍縮委員会に参加し、生協の署名分も含めた目録を議長に提出されました。目録を受け取ったジンガ議長は「被爆者の方たち努力に感謝と敬意を表したい。国連は悲劇を繰り返さないために取り組んでいく」と述べられました。

(木戸さんはこの日も参加され、大きな声で呼びかけられていました)
 

100万筆を目標に、2020年までヒバクシャ国際署名に取り組みます。

 
生協は「台所から平和を」をスローガンに、多くの人がつながりあって平和の活動を進めています。これからも岐阜県内で100万筆を目指し、ヒバクシャ国際署名に取り組んでいきます。

 

 

※「ヒバクシャ国際署名」をすすめる岐阜県民の会

(加入順)2018年2月22日現在

 

  1. 岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)
  2. 新日本婦人の会岐阜県本部
  3. 全岐阜県生活協同組合連合会
  4. 生活協同組合コープぎふ
  5. 岐阜県学校生活協同組合
  6. 岐阜県平和委員会
  7. 生協労連 コープぎふ労働組合
  8. 全日本年金者組合岐阜県本部
  9. 日本国民救援会岐阜県本部
  10. 岐阜県私立学校教職員組合連合会
  11. きょうされん岐阜支部
  12. 岐阜県保険医協会
  13. 西濃医療生活協同組合
  14. 岐阜県商工団体連合会
  15. 生活協同組合ぷちとまと
  16. 岐阜県民主医療機関連合会
  17. 弁護士法人ぎふコラボ
  18. ぎふコラボ西濃法律事務所岐阜法律事務所 いけだ法律事務所友の会
  19. 新日本婦人の会池田支部
  20. 新日本婦人の会羽島支部
  21. 新日本婦人の会美濃加茂支部