活動の報告

「核兵器のない世界を」第11回岐阜県民の会推進連絡会が開催されました【20.3.3】

2016年から始まったヒバクシャ国際署名は、12月10日時点で、全国で1,000万筆を超えるヒバクシャ国際署名が寄せられ、岐阜県でも127,766筆(1月時点)が集まっています。【写真は第9回の模様です】

NPT再検討会議(5月)の取り組み検討が佳境に入りました

岐阜県民の会推進連絡会は2017年7月に始まり、2020年2月21日(金)で第11回の開催となりました。この日は岐阜市のハートフルスクエアGに19名が参加し、ヒバクシャ国際署名の進捗状況や今後の活動計画について検討しました。

最初に、日本被団協事務局長の木戸季市さんからヒバクシャ国際署名の最新情勢が報告されました。

  • 現在は5月にニューヨークで開催されるNPT再検討会議の取り組み方を重点に検討しています。
  • 会場でのパネル展費用について全国の生協から1,000万円支援募金が集まりました。
  • サイドイベントとして、NPT参加国の代表が集まっての被爆証言など検討しています。
  • ヒバクシャ国際署名の取り組みを9月まで進め、10月に最終提出する予定です。
  • それ以降も、何かの形で核兵器廃絶に向けた取り組みを進めていけるよう検討しています。

3年間の取り組みをNPT再検討会議につなげたい

続いて、岐阜県民の会の署名活動について意見交換しました。

  • 2月に関市キリスト教会礼拝堂で平和の集いを開催し61名が参加した。岐朋会の梅岡さんの被爆体験のお話に感動が生まれた。平和委員会や寺院など署名活動の輪が広がっている。
  • 先日の街頭署名(岐阜高島屋前)では親子連れで署名してれる方があった。こういう親子が増えてくれるといいと思う。
  • 自治会でも回覧版での呼びかけに加え学習会の時にも伝えたい。若い人に生に話して伝えることが重要になっている。この運動が終わるのは核兵器廃絶の時。
  • 岐阜県の被爆者全員に相談会の案内を送ったところ被団協新聞の読者が増えるなどじわりじわりと動きが出ている。
  • 被爆者の高齢化が進み、わたしの身近にいる被爆者も亡くなっているし「もうできない」と声をあげている。いずれは老人はいなくなる。若い世代の人と平和について共通認識をつくり新しい運動に変えていかなければならない時期にきていると感じる。
  • 9月に県民の会は解散の予定だが、核廃絶運動はさらに発展させたい。今回のNPT再検討会議に岐朋会から3名が参加してアピール活動をします。そのための費用として、ぜひ岐朋会の募金にご協力をお願いします。

最後に代表世話人の古川秀昭さんから閉会の挨拶がありこの日の会議を終了しました。

次回の岐阜県民の会推進連絡会は、5月21日(木)の開催予定です。